間道と呼ばれる裂地は、いろいろの字を用いていますが、いずれもあて字で、縞織物、 格子織物の裂を間道と呼んでいます。
それらの織物をなぜ『かんとう』と呼ぶのかについてはいろいろの説がありますが、 はっきりした根拠はわかりません。縞(格子)織物の新鮮な感覚が茶人に迎えられたためか、 早くから名器の袋裂に用いられました。
日本では、不思議なことに、縞文様を主題とした裂が数多く見られるようになるのは、室町末期以降であると思われます。 当時の人々にとって、その文様は、今様の象徴であったのでしょう。
写真上より
宮内麒麟手間道、 甲比丹、 蘇芳地箔入漢渡、 十彩間道、 縅廣東、 無名間道、 黄地小真田間道、 茶宇縞間道、 太子間道、 鶴ケ岡間道、 望月間道、 繻子地間道、 弥兵衛間道、 二崩し間道、 日野間道、 青木間道、 相良間道1、 相良間道2、 相良間道3、 薩摩間道、 吉野間道1、 吉野間道2、